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衝撃すぎた 洗濯でマイクロプラを大量に出していた?

洗濯でマイクロプラが出る?



 
 
実は、いつもの洗濯で少しずつ抜け落ちている化学繊維(マイクロファイバー)も、
海を汚染していると、近年明らかになりました。

 

洗濯でプラスチックが出ちゃうカメ!?環境に悪そうだけど、そもそもマイクロプラって何カメ?


 
 

マイクロプラの脅威



※注

 
 
マイクロプラスチックは5mm以下のプラスチックのことで、化学物質を吸着します。
高濃度に汚染されたマイクロプラを魚が食べて体内に蓄積し、その魚を人が食べます。

 

じつは海だけじゃなく、風に乗ってただよってピレネー山脈の山頂の空気からも見つかって、地球のあちこちにあるカメ汗

①フィルターを導入


 
 
合成繊維の衣類を入れる洗濯バッグや、洗濯時に一緒に入れるボール、
洗濯機自体に取り付けられるフィルターなどがあります。

 

フィルターはマイクロファイバーをキャッチして水路に流出するのを防いでくれるカメ!

②低温・時短で洗濯する


 
 
40℃で85分間回すのに比べ、低温・時短設定の15℃で30分間回すのでは
放出されるマイクロファイバーが30%減ることがわかっています。

 

確かに、温かい水で長時間洗濯すると繊維が流れてしまいそうカメね

③できるだけ1度に洗濯


 
 
水とエネルギーの両方を節約できる点からも、ちょこちょここまめに洗うのではなく、
ある程度まとめて洗うといいでしょう。

 

洗濯物が多いほうが服同士の摩擦が減って、水も少ないから環境に放出されるマイクロプラスチックの量を抑えられるカメ

④古着を買う


 
 
新品の服は、最初の数回の洗濯でより多く繊維が剥がれ、以降は毎回一定量に落ち着きます。
 

もともともっている服を長持ちさせたり、古着を選ぶことで、
マイクロプラの流出を減らすことができるカメね♪

動画で学ぼう!



 
脱炭素デキルくんが動画で分かりやすく解説するよ!

動画を見る >

 
 

※注 出典:https://www.hokudai.ac.jp/news/pdf/221207_pr2.pdf
論文名 The significance of trophic transfer of microplastics in the accumulation of plasticadditives in fish: An experimental study using brominated flame retardants and UVstabilizers.(魚類におけるプラスチック添加剤の蓄積におけるマイクロプラスチックの食物
連鎖を介した垂直輸送の重要性:臭素系難燃剤と紫外線吸収剤を用いた実験)
著者名 長谷川貴章、水川薫子、他
雑誌名 Marine Pollution Bulletin(環境科学の専門誌),2022年11月18日オンライン公開,P.1.~P.5.

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