教えて!脱炭素デキルくん!
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毎年のように話題になる夏の異常な暑さ。世界ではさまざまな被害が多発しているとの報告が出ています。
ヨーロッパ各地では山火事が頻発。EUによると今年の累計焼失面積は東京都の面積の2倍を超えているそうです。
温暖化の影響で自然災害が増加しています。暑さでどのような被害が出ているのか、ご紹介します。
暑すぎて滑走路が溶ける
イギリス最大の空港の1つであるロンドン・ルートン空港は気温が37℃まで上昇してしまい、
滑走路の一部が隆起してフライトを一時停止。空軍基地では滑走路が溶ける場所も。
グリーンランドの氷が溶ける
氷に覆われた北極圏の島グリーンランドでは、気温の上昇に伴い急激に氷が溶け、
氷が解けた水が川のようになって海へ流れています。
アメリカで46.1度を記録
アメリカのテキサス州では46.1℃を記録。
熱波で山火事が発生して大規模な被害も。
他にも1億500万人以上を対象に高温警報や注意報が出ています。
中国の労働者を襲う熱中症
中国では6月以降、河北省や雲南省で最高気温44度超を観測。
工事現場で働く出稼ぎ労働者や料理宅配サービスの配達員が
熱射病(熱中症の重度の型)で死亡する事例が相次いでいます。
動画で学ぼう!
異常気象は地球温暖化による気温上昇の影響が強いと言われています。
対策を始めなければ、今後さらに異常気象が加速する可能性があり、私たちは瀬戸際に立たされているのかもしれません。
脱炭素デキルくんが動画で分かりやすく解説するよ!
動画を見る >
出典:CNN「猛暑で滑走路が隆起、「溶けた」との情報も英空港や基地が運航停止」
NHK「ヨーロッパ 40度超の記録的猛暑 山火事で東京の2倍の面積焼失」
CNN「グリーンランドも異常気象、1日60億トンの氷が解ける」
西日本新聞「最高気温44度超も…中国でも熱波猛威 熱射病の死亡例相次ぐ」