教えて!脱炭素デキルくん!
columns

- SDGs
- 学び
プラゴミ>魚海洋汚染が広がる理由
2022年08月13日(土)
2050年、海に存在するプラスチックの量が魚よりも多くなると予想されていることを知っていますか?
豊かな海を守るためにも、今海で何が起きているのか解説します。
普段から身近にあるプラスチックが海を汚していくかもしれない理由を解説していくカメ
毎分トラック1台分のゴミが流出

現在、世界の海に漂う海洋ごみの量は総計約1億5,000万トンに達しており、
レジ袋やペットボトルなどの身近なゴミからビーチサンダルまで多くの種類が流出しています。
世界では少なくとも毎年800万トンものプラスチックごみが海に流出していて、
これは毎分トラック1台に相当するカメ
これは毎分トラック1台に相当するカメ
プラスチックが生態系を破壊

海洋ごみの影響で魚類、海鳥、アザラシなどの海洋哺乳動物、
ウミガメを含む少なくとも約700種もの生物が傷つけられたり死んだりしていて、
92%はプラスチックごみの影響と言われています。
海洋汚染によってアジア太平洋地域は観光業年間6.2億ドル、漁業・養殖業は年間約3.6億ドルの損失を出すと言われているカメ
どうして海に流出するの?

ポイ捨てされたゴミが河川から海へ流出すること、
洗顔料や歯磨き粉に含まれるマイクロプラスチックが下水を通じて海へ流出することが挙げられます。
マイクロプラスチックは数百年以上海に残り続けるので、生物に与える影響は大きいカメ
プラスチック大国・日本の現状

日本はプラスチック生産量世界3位とプラスチック大国です。
1人当たりの容器包装プラスチックごみの発生量は世界2位、ペットボトルの国内年間出荷は227億本と、
プラスチックに依存している国です。
これ以上プラスチックごみを増やさないために、バイオマスプラスチックや、生分解性プラスチック、
紙などの代替品の使用を普及させる必要があります。
日本は以前までプラごみを途上国へ輸出していたけど輸出規制がされたことでごみの行き場がなくなっているのが現状カメ
使い捨てから長く使える物にシフトさせてごみを減らしていきたいカメ!
使い捨てから長く使える物にシフトさせてごみを減らしていきたいカメ!
動画で学ぼう!

脱炭素デキルくんが動画で分かりやすく解説するよ!
動画を見る >
出典:世界自然保護基金(WWFジャパン)「海洋プラスチック問題について」
日本財団ジャーナル「2050年の海は、魚よりもごみが多くなるってホント?いま私たちにできる2つのアクション」